カワハギ釣りの狙い
数 ★★★☆☆ / 型 ★★★★☆
僕のカワハギ釣りの基本は、数より型狙いの釣りです。大会だと数狙いになってしまいますが、カワハギ釣り本来の面白さには欠けると思います。
タックル
竿 : オリムピック INDIVIカワハギ-180H 20〜40
リール : AbuGarcia Ambassadeur 4601C
仕掛け : DAIWA 快適カワハギ仕掛け(幹糸を長く伸ばして使用)ハリはスピードの7.5号
中オモリ : 蛍光色の噛潰しタイプ。
エサ : 一俊丸、生剥き身アサリエサ
中オモリに集奇を、チャラチャラたくさん付けている人も見受けられるが、潮の抵抗等で逆にアタリを不鮮明にする結果となる。
弛ませたりするのに中オモリが必要ならシンプルな丸オモリタイプがベスト。
派手な集奇でカワハギを寄せることを考えるよりも、カワハギがエサを口にしたサインをキャッチすることを優先するのがいい。
アサリがフワフワしていれば、別に集奇を使わなくてもカワハギは寄ってくる。
通常、PEは1号か0.8号。
僕のカワハギ釣り、誘いの基本は3つしかない。
誘い
【第1のパターン】底釣り
オモリは海底に着けたまま、竿先を上下させて中オモリだけをフワフワ動かして仕掛けをたるませるパターン。斜めの誘いだ。
フワフワがフワーッフワーッだったり、逆にシャカシャカだったり……、まあ、その時々で誘いを変えるが、オモリは底に着いたままだ。 誘った後は道糸が張るか、たるむかの状態で静止。動かしたエサを止めて、ここでカワハギに食わせるわけだ。
【第2のパターン】+ーゼロ(通称ゼロテンション)での釣り
これもオモリが底に着いたままでの誘いだが、大きくフワフワとたるませるのではなく、30センチ程度の幅で竿先を使いシャカシャカと小刻みに誘う。そして道糸が張るか、たるむかの状態で静止させる。あるいはオモリをわずかに持ち上げた状態で静止させる。
▼その後、ゼロテンションに戻す。もしくはゼロテンションにした後、ジワ〜ッと、ゆっくりと聞き上げる。
【第3のパターン】縦(宙層)の釣り
オモリをスーッと持ち上げて落すような誘いだが、持ち上げた時に静止させ細かなアタリを取ったり、スーッと落してトンとオモリが着底させた後、わずかに聞き上げて食わせたりと、変化(動き)と静止の組み合わせで釣る。
▲神経集中。竿先を凝視し、コッとくる竿先の微妙な変化に注意する。海底付近にエサ取りが多い時も有効。
シャカシャカとエサを踊らせ続けて上下させると、その状態で飛びついてきてハリ掛かりすることもある。
▲激しく動くエサにカワハギがジレて飛びつき、アタリが大きく出ることもある。
合わせ
合わせのコツだが、即合わせは案外と成功しない。
今のタックルは敏感なので、アタリが出る前の、魚がエサをついばむ感触も伝わってきたりする。
竿先にコツッという感触がきたらわずかに竿先を下げてテンションを抜くか、逆にわずかに聞き上げてやると、タンタン……という食い込みのアタリが出たりする。
そこでスーッと竿を立てながら聞き合わせるといいだろう。
同時にリールを巻く。
もっともこのタイミングもなかなか難しく、それがカワハギ釣りの面白さでもある。
【特別寄稿】2013年10月30日 平林潔氏のカワハギ釣行記は>>
平林潔氏プロフィール
■ 旧マミヤOPインストラクターを経て、現在はオリムピック・フィールドテスター。
■ 1951年12月11日生 / 神奈川県横浜市在住
■ 東京湾、相模湾を中心にした関東周辺地域が主な活動の場。船では中小物釣り全般、堤防の落とし込み釣りを得意とする。特にテクニカルな釣り物に精通。
■ メディア掲載は、雑誌「つり情報」「磯・投げ情報」その他の単行本。スカイパーフェクトTV・釣りビジョン。
■ 小学生の頃から漁船に便乗して愛知県三河湾で沖釣りを楽しむ。
20歳頃から横浜で堤防のクロダイ落とし込み釣りに熱中する。
その後、東京湾、相模湾、駿 河湾等の沖釣り競技会にたびたび出場して好成績をとり続けた。
シロギス釣りのハイレベルな大会である金田湾の「和竿でシロギスを釣る会」では優勝、準優勝 を含め、上位に入賞し続けている。
35歳の頃から雑誌の契約ライターとしてデビュー。
各種雑誌、単行本の執筆を始めた。
同時にNHKや民放のTVに出演。
娘が小学生の頃には「お父さんの仕事は漁師」と授業で発表するような生活を続けた。
シロギス釣り、ハゼ釣り、マゴチ・スズキ釣り、カワハギ釣り、エビマダイ釣り等の細かな誘いが求められる 釣り物が好きで、新しい釣り方やロッド、仕掛け等の研究、トライアルもいろいろと行っている。