なんだか最近、毒舌リカちゃん(仮名)の人気がアップしているようだが、ちょっとみんな想像してみて欲しい。
リカちゃんの爆弾が落ちるたびに、ヒヤヒヤしながら火消しをしている私の状況を。
しかもリカちゃんの口撃のターゲットになるのは、『弱者』ばっかり。
汚染を現すの単位すらあやふやなのに「関西に避難だ」や、英語も読めないのに「海外メディアこそ真実を伝えている」と大真面目に話す、情報弱者とか。
買い占めに走るおばちゃんたちだって、まー、一応、弱者のくくりに入っていいと思う(『頭が弱い』ってカテゴリーだけど)。
リカちゃんと一緒にいると、時々なんというか、弱い者いじめをしているような殺伐とした感情に襲われてしまうのだ。
だからリカちゃんが、
「頭の悪い人は死ねばいい〜」とにっこりと笑う時、私はこう口にすることが多い。
「ねー、でもさ、人の感じ方はそれぞれでいいんじゃないかな?」
で、昨日、リカちゃんはやっぱり弱者に対して激怒していた。
それは『スピッツのボーカルが震災の報道の影響で、精神障害をおこし、2つのライブをキャンセルした』ってニュース。
それを聞いて、私……
いつのもようにやんわりと反論することもなく、シーシー! と慌てて人目を気にしたりもしない。
だってさ、
ガラスが割れるほどの満員電車で通勤しているお父さんや、赤ちゃんを抱えてミネラルウォーターを探し、街中かけずりまわっているお母さん。
ましてや実際に家族を失って茫然自失している人たちを前に、被災してもいないのに『仕事できません…』と堂々白旗揚げる人って、どーなの?
弱者でもないくせに自ら弱者に成り下がった人って、恥ずかしいと思うんだけど、自分。
(スピッツのニュースより、泣かずに頑張っている名もなき人の話がもっとフィーチャリングされればいいのにな。↓
『災害対策支援チーム』のナースさんのブログ)
「これでコンビ名がスピッツじゃなくて、ドーベルマンとかだったらもっと笑えたのにねー」と私が答えると、リカちゃんと私は、ちょっとした共感に包まれた。
あ、でも、リカちゃんと私、あくまで友達ではないからねーー!