★ 『ツリまくりのイキまくり』は隔週間つり情報に連載、のちに単行本になったものから抜粋、大幅改訂したものです ★
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2. 夏のツリ、冬のツリ
夏場の釣りはとにかく、暑い。
上からのギラギラの日差しに加えて、海面からの反射光。
半袖、半ズボンだと、思いっきりマダラ焼けになって、後で恥ずかしいことに…。
それが分かっていても、丈の長い服など酷暑の中、着ていられない。
意外と焼けるのは脚の甲で、しっかりビーサンの跡が付く。
顔だって日差しが当たっている半分だけ焼けたりする。
それでも暑いのはまだ我慢できる。
大変なのは異常に寒い冬場。
釣行前夜、天気予報を確認して防寒対策を練る。
それに出船時間と釣りものを考慮して身につけるものを決定する。
日の出前、暗いうちからの出船で、動きの少ない釣りの時はもう、ウエアの下はヒトに見せられるモンじゃない。
長靴の下だってボコボコのウールの靴下3枚重ね。
それでも血の通わなくなった足先がジンジン痛んでくる…。
つま先を摺り合わせて私、
「早く日が出てこ〜い!」
ところが待望の夜明けとなっても、私がいる側は寒々とした日陰のまま…。
そういえば出船前、座席を決める時、オヤジたちは反対側から席を取っていたっけな。
あれはその日に予想したポイントと風向きで、日の当たる側を予測していたのか〜!?
目ざとく暖かいところを見つける猫のようなツリオヤジたち。
私は釣り以外にもまだまだ学ぶところがいっぱいだ。