【誘いのパターン4.】
ステイ ▶ 巻き落とし
状況がすごく渋くて、打つ手がない時はこれです。
仕掛けを10秒程度止めておく▶巻き落としのくりかえしです。
落とす時は前回より、オモリの位置を1メートル上で止めるようにします。
マルイカのタナが分かってきたら、一番自信があるスッテがそのタナを通るように、『1』〜『5』の誘いを試していきます。
スッテ・タナ・誘いの3つをどんどん絞っていくことが本アタリの近道だと思っております!
マルイカのアタリ〜合わせ
マルイカのアタリは基本的に「竿先がもたれる(下がる)」「竿先が戻る(上がる)」「竿先が震える」の3つどれかです。
イカにやる気があってスッテを抱く時間が長ければ、これらのアタリはそこそこ明確に出ます。
しかし船は波で上下していますので、竿の上下とアタリが相殺されて「違和感」程度のアタリしか出ない場合も多々あります。
違和感は例えば、「船の上下のと竿先の上下のリズムが一瞬狂った気がする」とか「いつもは動かない穂持ちの部分が動いた気がする」のような微小なレベルのこともあります。
そこで、出船して間もないころはアタリや違和感を察知した瞬間、とにかく全て合わせてしまっていいと思います。
その日のアタリの出方に慣れてくると、「これはアタリ」「これは違う」の差がなんとなくわかってくると思います。
私の合わせは狭い幅(30センチほどでしょうか?)で「スッ」と早めに聞きあげるようにしています。
強すぎたり早すぎる合わせは、身切れの原因になるので注意。優しい合わせをすることでイカに墨を吐かれにくくする効果もあると思います(墨を多く吐かれると、他のイカが警戒して乗り渋るみたいです)。
イカがノリノリで多点が狙えそうな時は、アワセた後に速攻で巻き上げないで、5メートルくらい、ゆっくりゆっくりPEを巻き取っていき追い乗りさせます。
巻き上げ〜取り込み
巻き上げのスピードは中速です。中速というのは感覚値ですが1回転/1秒くらいの巻き上げ速度でしょうか。
巻き上げ中のバラしが多い時は少し巻き速度を遅くしたり、イカがしっかり抱いていてバラしが全然ないのであれば、手返し重視で巻き速度を速くします。
電動リール(シーボーグ150J)の場合は、モニタに表示される巻上げ速度は「20」前後にしています。バラしが多い時や海が荒れている時は「18」前後、しっかり抱いていそうで手返し重視の時は「22」前後です。
イカが特に抵抗するのは「掛けた後」と「水深0〜10m(イカから船底や水面が見えるから?)」ですので、そこだけ慎重にやり取りしてあげればよいと思います。
取り込みは、とにかくマイナス方向に緩めないことが鉄則です。1杯1杯、慌てず取り込めば問題ないですよ!
高槻慧(タカツキサトシ)氏プロフィール
■ TV大阪『ザ・フィッシング』や各種釣りイベントなどに出演し、釣りの楽しさを世の中へ広める『ダイワ スーパーフレッシュアングラー』のメンバー。
■ 小学生でバスフィッシングを始め、ソルトルアーフィッシングやエリアトラウト、エギングなどルアーフィッシングに夢中になっていました。
SFA(スーパーフレッシュアングラー)になっていろいろなジャンルの釣りをする機会が増えましたが、今では沖釣りがメインです。
カワハギ、マルイカ、タチウオなどテクニカル系の釣りが多いですが、沖釣りはなんでも大好きですので、関東だけでなく他の地域でも確立されている釣りは全部やってみたいです。
沖釣りをする若者が少なくて残念に思っています。
若い人たちにも沖釣りの魅力を伝えられるような活動していきたいと考えております。



