満身創痍な私たち

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ここ数日はやっと涼しくなってきたが、今年の真夏の苛酷さは半端なかった。

連日太陽がギラギラと照りつけ、店舗があるといっても、半分は屋外作業なので、陸周りのスタッフも相当にまいってしまった。

もともと心臓に重大な病気を抱えているアニキは倒れるし、女子バイトさんの中には、低気圧が近づくとたちまち怪我の跡が痛みだす子もいる。

一昨日は、きれいどころのSさんが、真っ青になってよろけ……

めまい

おお。
不謹慎だが、いいオンナがめまいをおこすって、なんだかセクシーだね。
昔なつかし、無駄に不幸すぎる『山口百恵の赤いシリーズ』を思い出してしまった。

ところで、私自身はどうかというと、
悩んでいるのは、夜になると金槌で頭を叩かれたように、睡魔に襲われることぐらいで、体はいたって丈夫。

貧血やめまいのような、『薄幸の美女的な病気の要素』は、とんと持ちあわせていない。
頭痛すら、生まれてから2回くらいしか経験がないのだ。

「私もちょっと、めまいとかで殿方の厚い胸によろけてみたい……」と、ぼそっとつぶやくと、堂満船長が聞き逃さずに……

血尿


血尿ってさ、どっぷり、おっさんカテゴリーだよね……。

(今気がついたんだけど、タイトルの『満身創痍』って、怪我している時にしか使えないのだろうか?)