「こちら、マンガ家の……」

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自分の工夫が入ると、まったく魚が釣れなくなる私。
船宿仕掛けで、船長のアドバイスどおりに誘う、素直一本のビギナー時代が一番釣果がよかった。

どうも自分で考えたり、自分で仕掛けを縛るようになってからは釣果は落ちる一方。
沖揚がりぎわに、
「うわっ、そんな仕掛けでやってたのかー。どおりで、1人だけ釣れないはずだ!」と、船長に叫ばれるのも、たびたびだ。

仕事でも同じことで、自分であれこれ考えたりせずに、誰かの意見を聞いていたほうが、99%うまくいく。
信用おける人をうまく見つけ出し、その人のアドバイスどおり忠実に作業する。
頭脳は向こう、こっちは手足、が、効率よい。もちろん『誰か』を選択するのは、自分なんだけど、ね。

ここでのポイントはとにかく相手の指示に絶対従うこと。
all or nothingを徹底するのだ。
(ちなみに私、あっちこっちにイイ顔ばっかりして、なんにも決められなくなっちゃった日本も、頭のいい独裁者が出て来てズバズバと支配してくれればいいのに、ってマジに思ったりもしている)。

で、釣りに関して言えば、ここ数年はずっと、村越正海プロの意見を聞いたり読んだりしている。
年間400回も釣りに行っているプロ。
しかもオールラウンドプレイヤだから、とにかくなんでも知っていて、最高の信頼を寄せられる。

先日も、とある仕掛けを、
「これで爆釣した人がいるんですが……」と、村越さんに見せたところ、一言。
「こんなハリがいっぱい付いた仕掛けは美意識に欠ける。ダメ」

その場でその仕掛け、捨てましたヨ、私(ま、ちょっと涙ぐんだが)。
どんなに魚が食っても、村越さんが恥ずかしい、と判断すれば、それには手を出さない(注/ハリいっぱいと言っても、深場仕掛けではない)。

決して、逆らわない。徹底して、従う。これが一番早く答えに到達できる道、だと思っている。

ところが……。

やっぱり私など未熟な人間なので、時には村越さんの言うことを否定したくなる時もある。

例えば、大阪のフィッシングショー。1人でのこのこと大阪に行った私に、村越さんは気を使ってくれたのかいろんな方々を紹介してくれた。

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タレントフィッシングカップでも、タレントと馴染めない私に、いろんな人を引き合わせてくれた。

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村越プロに全面の信頼を寄せている。
そうなんだ、それは確かなんだ。

だけど、村越さんが私を『マンガ家』呼ばわりするたびに、心はわりと荒れ模様。
必死に否定したい気持ちを押さえている。

なんとか口に出さずに、気がついてはくれないか。

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