『キハダ大漁スタンプ』の売上など、赤裸々に(自分的には衝撃…)

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『LINEスタンプ長者が出た』と聞き、これはすぐに手がけないといかん、と描き始めたのだが、実は最初こそ軽く考えてた。

40点ちょちょっと作ったものの、それがあえなく審査で落選。

▼最初のコンセプトは、ずばり『沖釣り』。
釣物も絞り込んでいなかった。

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で、人物が泣いたり笑ったりしているスタンプは、問題なかったんだけど、魚のイラストが審査にひっかかった。

『感情表現がないので、スタンプに適さない』とのこと。

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ダメ出しされて、本気出した。

参考になるマンガやイラストをiPadで見つつ、描いては消し、描いては消す。

1枚描いては実際に自分のLINEで使用し、使い勝手を確かめた。

落選スタンプはフリーのフォントを使っていたけど、2回めのは文字も手書き。
読みやすい大きさで味のある文字をと、研究に研究を重ねた。

その間にもライバルたちは、どんどん魚釣りのスタンプを発表していく。

そこでターゲットを『キハダ釣り』に絞り、他の釣りスタンプと差別化することに。

苦労して工夫して、やっと発売にこぎつけたのは、今年の6月。

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そのころには毎日毎日スタンプのことばかり考えていたので、成功以外のイメージは皆無。

スタンプ長者になったら、ソルティガ買うぞ。
それ持ってスタッフ全員で、沖縄のキハダツアーに行こう。
店だってしばらく休んじゃえ!

そしていざ販売されると、すぐに売上表をチェック。
初日は『1476円』のそれなりの滑り出し。

しかしその後は下降線の一途。
時々、人の紹介されたりで、くくっと売上が上がることはあっても、それも一時的。

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結局、6月の売上、4672円。
7月はいきなり前月の半分以下、2120円。
コマセキハダ釣りが始まる8月で、ちょっと上がって2356円。
しかしそれが反動のように、9月は1204円とダダ下がり。

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10月になるととうとう3ケタ、684円。
11月も容赦なく下がり、580円。

11月が終わったところで、今までの制作時間と売上を時給計算してみた。

……52円……。

『子供のお駄賃』のほうがよほど立派……。

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この道20年以上のイラストレータが、味わうこの屈辱。
誰が理解してくれようか?

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▲大事なリンクは2回貼る。
このひつこいリンクの意味を、みなさんが分かってくださることに期待だ!