ナオ太郎(仮名)、人生最初のギャグ

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ナオ太郎(仮名)が、生まれて初めてやったギャグが、おしゃぶりだった。

まだ離乳食を始めて間もないころだったから、確か生後5ヶ月くらいだったと思う。

自分のお皿に入ったしめじを、寝る時に愛用している、おしゃぶりに見立てて、『んーんーんんんーーーー』と、咥えたのだ。

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その得意げな顔。
まだ言葉も喋れないというのに、今、自分は面白いことをやってます! とアピール全開……。

こ、この子は笑いの天才かもしれない……。

私は驚愕した。

ギャグマンガ家になりたい、とか将来言い出したら、どうしよう!?

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以来、ナオ太郎は笑いのネタを仕込むのに、ずっとやっきになっている。

小学校にあがっても、笑いが取れる子供が一番人気だと自覚し、日々面白いことを言おうと努力している。

ダジャレも好きだし、『オヤジギャグ大百科』も買った。ネットでおもしろ画像や動画を見つけては、私の隣で腹を抱えて笑っている。

……で。

笑いの天才だった0歳時は、10歳になった今、どうしているかと言うと、こんな感じ。

先日も、
「『ママー、ママー!』と、大声で呼ぶから、さぞ楽しいことを見つけたんだろうと、駆けつけると……、

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いつの時代も、天才の寿命は、短い。


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