10日くらい前に、仕事関係の人に、高級寿司屋に連れて行ってもらった。
二子玉川駅徒歩4分の『鮨 逸喜優』。(『いっきゅう』)。
大きなカウンターに座るやいなや、店主が次々に、つまみを出してくれる。
それがすごいなんてもんじゃない。
焼きアナゴは塩とタレで。
キンメのカマの部分をほんの少し塩焼き。
絶妙な頃合いで茹でたつぶ貝。
自家製カラスミは、焼酎とワイン漬けの2種。
自家製煎り酒が添えられたあったのは、確かヤリイカだったと思う。
……すべてきちんと仕事がされた魚介が、15種くらい出てきたんじゃないかな?
しかも焼き物、茹で物、お造り、すべてカウンターの中でのできたてを出してくれる。
つまみが一通り出された後で、次は寿司。
コハダの酢じめが最初のほうに出てきたのは、腕に自信があるからでしょう。
最後の焼き白子の軍艦巻きまで、どれもこれも、ため息しか出ない美味しさであった。
着座していたのは、15名ほど。
もちろん一同が座った時間はまちまちなのに、店主は1人でどの客にも間違うことなく次々につまみを出していき、しかも常連風の方には時に変化球も出すというスゴワザ。
しかもその手を動かしている間、店主はきちんとお客様と会話する。
一体こんなふうに人を喜ばせるのに、どのくらいの鍛錬が必要か考えると、本当気が遠くなってくる。
帰り際には、このエンターテーメントに、最大級の賛美を贈りたかったのだが、もう頭の中はあまりのゴウジャスさにパニクっていて、出てきた言葉は……、
……の、一言。
……小学生の作文かい、私……?
ところでごちそうになるとはいえ、お値段は気になる。
お会計時に連れてってくれた人を、ちらちらっと見たら、諭吉5枚以上出していた。
(お酒はさほど飲まなかったけど、普通のコースより欲張って注文していたしね)。
しかし財布を1ミリも触っていない私が言うのもなんだが、逸喜優には、その価値が十分にある!
それでも自分で支払うのは、かなり辛いのも確かだ。
で、考えた。
苦手なことでも、一生懸命仕事したら、誰かまたごちそうしてくれるんじゃないかって。
誰かって言ったら、このブログでは『奴』しかいない。
この不平等条約はこの後、
『月に20回以上書けない時は、私がごちそうする』というルールも加えられた。
逸喜優のためなら、大抵のことは耐えられると思うが、いかがか、自分?







