
深海で釣れるトウジンは三角形の頭を持つ、異様なルックスをしています。
しかし姿からは想像もつかないほど、その身は美味。
お作りにすると、きれいな薄ピンク色。
しっとりしたきめ細かい身はまさに生食で極上品です。
丸い浮袋を咥えて浮上するルックスが、あまりに奇天烈なため、ほとんどのお客様が持ち帰りません。
しかしこの魚、深海魚料理店では、メジャーだとか。
また、場合によっては大きい肝が入っている場合もあるので、肝和えのお造りにしてもいいですね。
こちらは、トウジンの切り身をムニエルにしてから、レモンを効かせたクリームソースを掛けたものです。
火をとおすとさらに身がふんわりと柔らかくなり、口の中でとろけるよう。
一番この味に似ているのは、やはり深海魚のシロムツでしょうか?
シロムツは頭が大きくて、身が少なく薄いため、調理するのが面倒ですが、トウジンならある程度の大きさがあるので、調理も楽です。
(トウジンは最大でどのくらいの大きさになるか不明ですが、私は全長70センチを見たことがあります)。
クリームソースの他には、もちろんトマトソース、しょうゆをベースにした和風ソースもいいでしょう。
【材料】
3枚におろしたトウジン
小麦粉、塩、こしょう
生クリーム、バター、レモン、にんにくのみじん切り少々
付け合せ:火をとおしたベーコン、ニンジンのグラッセ、塩水でさっと茹でて色止めした緑野菜
【作り方】
【1】下ごしらえをする
3枚におろし、適当な大きさにしたトウジン(皮は引かない)に切り込みを入れる。
全体に軽く塩、こしょうをふる。
しばらくおいて、表面に浮いてきた水分を拭き取ったら、小麦粉をまぶす。
【2】焼く
フライパンを熱し、バターかオリーブオイルを入れ、トウジンを入れて、焼く。
【3】ソースを作る
【2】とは別のフライパンに、やはりバターかオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにく少々を入れる。
こがさないように軽く炒め、生クリームを入れて温める。
塩こしょうで味を整え、火を切ってからレモンの絞り汁をかける。
【4】盛り付ける
皿に盛ったトウジンの上に、ソースをかけ、好みの付け合せを添える。





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