『マンガ家』には、なりたくない

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この間、N○K出版社に売り込みに行き、実績として『ツリまくりのイキまくり』を見せたら、編集者に受けまくり。

なんでも以前釣りをやったことがあるとかで、
「これ、面白いね〜」と、ページをめくりニヤニヤ笑い続ける編集。

その前で、私が待つこと30分…。

やっと編集が本から顔を上げるとと、今度は『以前やったアジ釣り』を語る、さらに30分…。

ドシロートの釣り自慢(当然的外れ)に、自分は必死に耐えた。
アホのような話に、
「すごいですねー」とへつらう自分、釣り師のプライドゼロ。

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だって、この好感触を逃したくなかったんだもん。

だって、どうしても仕事欲しかったんだもん。

それなのに…

それなのに…

もういい加減次の約束の時間がさしせまり、
「ところで、この出版社で絵と文のお仕事あるでしょうか?」と直球をほおる私に、その編集は…

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ブチリ。

頭の中で血管が切れる音が聞いた…。

くそーーーっ!

私の1時間を返せ〜、NHK出版〜っ!(あ、言っちゃった…)

という訳でその夜は当然ヤケ酒。

「マンガ家なんて、ひどい〜」

「売れてないって、つらい〜」

しかし私の横にいた、プロヂューサXから核心をつく言葉…。

「マンガ家だって浦沢直樹とか、立派な人はいるじゃないか。
つまり問題は、お前がマンガ家にもなれない中途半端野郎、ということだ。

この…

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ヒ〜ッ。

『バカ』と『うすらバカ』。

『うすらバカ』のほうが、バカ濃度は薄いはずなのに、なぜか『うすらバカ』と呼ばれたほうが、バカにされた気がする。

同じように『マンガ家』はイヤだけど、『うすらマンガ家』はもっとイヤだーー!

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その夜も枕を涙で濡らした、私…、う、うすらマンガ家…。

「『マンガ家』には、なりたくない」への10件のフィードバック

  1. ナオミさんのブログって、どうしてこんなに面白いんだろう。
    毎回うすぐらい部屋の中で、ウフフフフと薄ら笑いを浮かべて拝読してます。

  2. 絵と文があったとして
    常に絵に目が行くのは・・・
    はたして
    私だけでしょうか?
    絵だけで十分面白しっすw!
    試しに絵だけに(早い話漫画)
    意外とブレークするかも・・・

  3. みんなコメントありがとう!
    これ、泣きながら描いたのに、こんなに受けるとは…(大笑)。
    >キンメさん
    いやね、私も最近、もう誰も文章なんてゆっくり読んでいないんじゃないか、と思ってました…。
    その手、いけるかもしれません。

  4. 充分面白いのですが。
    N〇Kは間違いなくケチですよ。
    〇越〇海さんが番組に出たのですが本人に許可取らずビデオにして販売。
    ビデオ代は払わずです。

  5. >はるっちさん
    手塚治虫か〜。
    そ、そういえばそんな偉大なまんが家もいましたね…。
    >やっさん
    まじっすか? まじっすか?
    それってギャラがどうのというより、犯罪だと思います。
    村越さん、訴えて!(あ、言っちゃった)

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