この間すごくイヤなことがあって、あんまり頭にきたもんだから友達を呼んで、やけ酒飲んだ。
悲惨な体験をしゃべる私の横で、友達は「うんうん」と、うなづいたり、意見を言ったりしてくれてた。
でもそれじゃ収まらないで、そのうちだんだんエキサイト……
とうとう全巨人……いや、全人類が敵、というレベルにまでなっていった。
ところが不思議なもので、そのイヤな経験を話せば話すほど、なんだかどんどん本当の気持ちとか現実から離れていく。
しゃべればしゃべった分、そのそばから後悔してくる。
その時、リヴァイ兵長の言葉が頭をよぎった。
(▲『進撃の巨人』から借りました)。
どうしてヒトは、不運や裏切りや病気のことを、何度も繰り返して話すんだろう?
自分にとってすごく不快なことなのに。
どうしてヒトは、他人の行動とか、言動に憤るんだろう?
自分にはコントロールできないことなのに。
ぐじぐじ言って、すまぬ。
今度はお互いのためになる話で飲んだり、あの夏、絶好調で楽しかった船上を再現しようね、林コーイチローくん。
……あ、名前出しちゃった。










