ナオ太郎の習い事〜野球.2

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子供には子供用の野球ルールがあると、私はナオ太郎(仮名)のかりだされた練習試合で初めて知った。

例えば、負担の大きいピッチャーの代わりに、ピッチングマシーンが用意してあったり、1回に打席に立てるバッターは9人までと決めてあったり。

監督はナオ太郎の右足を上げて、右手で投げるピッチングを見て、守備には立たせなかったが、攻撃は9番でまわってきた。

しかし監督、妙〜な投球をするナオ太郎の利き腕さえ、分からない。

まずは左のバッターボックスに立たせ、軽くファールを打たせると、
「試しに、右に入ってみて」の指示。

すると、なんの躊躇もなく、ナオ太郎は構え直した…。

堂々とピッチングマシーンに背を向けて…。

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グランドにいたナオ太郎以外の全ての選手と観戦中の父兄から、一斉に冷や汗が流れたのを私は感じた…。

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