「早く、早く」

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1人っこで、ずいぶん私がゆっくりとさせたせいか、小学校に入る年になってもナオ太郎(仮名)は、のんびり屋。

普通ならそれでも支障はないが、学校生活となるとそうもいかない。

「○○するのが遅いです」と、父兄面談でも言われ、ことあるごとに連絡帳に書かれる。

だから私はナオ太郎に何度も繰り返すことになる。

「早く、早く」

昨日の朝も学校に送り出すのに、ひつこく言い続けた。

だけど本人は少しも気にしていないように、ぼそぼそとデザートのブドウを食べ続けている。

「早くしないと遅刻しちゃう」

「分かってるって〜」

「ああ、もう時間、時間!」

「はい、はぁ〜い」

「早く、早く」

「ちょっと待ってよ〜」

そして、いつものようになんとか時間通りに登校させると、少し後悔する。

ナオ太郎だって、毎朝同じことを言われるんだもの、本当は急がなくちゃいけないって分かってるに違いない。

それを頭ごなしに「早く、早く」なんて軍隊みたいだ…。

さっきだって、
「これでも精一杯急いでるの」って言ってたのに…。

だけど…

その時…

ナオ太郎のブドウを食べた皿を見て…

愕然…。

食べ終わったブドウの種が…

異常にきっちり…

並んでいる!

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ナ、ナオ太郎…ママの「早く」は、まったく身にしみていないんだね…。

「「早く、早く」」への5件のフィードバック

  1. 気苦労ご苦労様です
    親の心子知らずってヤツですね
    ウチの息子もマイペースでヒヤヒヤさせられてマス

  2. 苦手や遅くなる事が予測される朝は早起きさせられましたよ
    急かしてもダメだと解った母の作戦だったようです

  3. みなさん、コメントありがとうございます!
    >JUNさん
    本当、その言葉身にしみました…。
    >マッドさん
    そろそろ寒くなってきたので、寝てる時に凍死しないようにねー。
    >びしマン
    君も私から見るとすごく、可愛いよw
    >ポエマーさん
    なんかねー。いまだに小さいこだわりが捨てられないようです…。

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