ナオ太郎の駅伝デビュー.最終章

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慌てて復路を逆走しながら私は、ナオ太郎にちゃんと走ることが大事なことと、誰が教えたのか考えた。

少なくても私ではない。
コースをちょっと走らせれば、気もおさまる…私はナオ太郎の駅伝デビューをその程度にしか考えていなかったのだから。

私には、1人しか思い当たらなかった。

そしてそれは、的中。

折り返し地点でふらふらと走ってきたナオ太郎に出会うと、彼は芝居がかった口調でこう言った。

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(注…カイとはナオ太郎がウルトラマンに変身した後の呼び名。
彼の脳内設定では、カイはウルトラマン太郎の息子)。

…や、やっぱり…。

1ねん1くみ代表どころか、どうやらレース中にM78星雲代表になっていたらしい。

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6歳児で3キロの走行はそんなに難しい距離ではないのかもしれない。

それでも私は、頑張りたいと意地を見せたナオ太郎が誇らしかった。

という訳で私の気分も、すっかりウルトラの母…。

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(あ カイがタロウの息子だったら、ウルトラの母は、ウルトラのババになっちゃうじゃーん、とかの細かい設定は無視、ね)。

その後はまたナオ太郎にたすきを掛け、ゆっくりゆっくり走りながらの2人旅。

すでに、ほぼビリに位置している私たち。

「どんどん抜かされちゃうね…」と、ナオ太郎。

「いいよ。
自分の力でゴールすることができれば、それで」と、私。

いよいよゴールに近づくと、スタッフの人たちやギャラリー、ランナーたち、そしてもちろんチームメンバーからも、
「がんばれー!」の声援のラッシュ。

手を上げてそれに答えながら、2人でゴール。

その日は母の日で、なんだか特大のプレゼントをもらった気分になった私であった。

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(おわり)

「ナオ太郎の駅伝デビュー.最終章」への12件のフィードバック

  1. タスキをかけたウルトラの母の絵が何気に好きですw
    ウルトラマン、カイ! よくやった!!

  2. そんな息子をもったナオミさんは羨ましいです。
    【へ】にも立派なムスコが欲しかった…

  3. わおー!
    特別な母の日になったね~^^
    いや~それにしてもイラストがおもろい!
    バックの宇宙も素敵♪

  4. 素敵な1日でしたね(^_^)
    子供って親が気付かないうちに強くなってるんですよね〜[E:happy02]
    ゆっくり大人になって欲しいですね[E:good]

  5. いつの間にかHNおーばからかえてたくちです[E:smile]
    ナオ太郎君いいね~!
    船長になったら船に乗りたいですわ[E:scissors]

  6. 6歳児で3キロってけっこう大変じゃないですか?
    最後までがんばって走られて、すごいです。
    うちの子にもその根性ほしい。。。
    私もいつか親子で走りたいですね。

  7.  6才児で3キロは本当に凄いですね。
     さすがナオミさんの遺伝子は凄いですね。
     本当に良く頑張りましたね。
     

  8. 子供を育てるって、ご褒美が沢山あるんだなぁ~って
    ナオミさんのブログを読んでると思います。
    いいなぁ~
    私もご褒美に期待して子育てがんばろっと。

  9. やっぱナオ太郎くん、すごい!
    子供は親の背中を見て育ってるんですねw
    ナオミさんがすごいんだろーなぁ♪

  10. みなさん、コメントありがとうございます!
    個別に突っ込みたい方々ばかりですが、今は日々の更新のほうに力を注がせて下さいませ。
    失礼して申し訳ないですが、また遊びに来てね。

  11. 親の背中を見て育つナオ太郎君…
    将来は、船長かイラストレーターか、はたまた マンガ家か…

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