ナオ太郎の駅伝デビュー.3

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スタート前は運動着騒動でドタバタだったけれど、ランナーの中継所まで行ってしまえば、ナオ太郎はもうご機嫌。

カエルやおにぎりの仮装ランナーを見つけては、げらげら大笑い。

まもなく3区のランナーから、真っ赤なたすきを受け取ると、最終ランナーのナオ太郎は…

やっぱり…

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突然の猛ダッシュ!

無謀としか言えないスピード。

そして、当然のように息切れした、500メートル地点…。

しかもその日は本当に暑かった。

コース途中にあったシャワーを浴びたりもしたが、1キロ地点で汗だく。

ナオ太郎はそこで、
「脚が痛い…」と、完全にストップ。

まあ、そりゃそうだ。

準備練習ゼロだし、今まで彼が最長走った距離1キロだもの。

「じゃあ、これから先はママ1人で行くから、ここで待ってて」と私。

タスキを受け取ると、ここから私の1人旅。

荒川の河川敷はアスファルトの照り返しも厳しく、ゆっくり走る1キロでも息があがった。

コースを折り返し、復路をしばらく走ると、給水所。

ナオ太郎の分も水を取り、また走りだそうとすると、往路をひょこひょこと走ってくるナオ太郎が見えた。

「え? 待ってると思ったのに…」

復路と往路の間には、赤いコーンが並んでいるだけ。

「こっちに来て、水飲みなー!」と、コースアウトを呼びかける私に、ナオ太郎はこう叫んだ。

Img339

唖然とする私の後ろで、給水所のおじさんたちの歓声が一斉にあがった。

(つづく)

「ナオ太郎の駅伝デビュー.3」への6件のフィードバック

  1. こういうイベントに参加しようとするだけ
    でもすばらしいですね~。
    うちの子なんか絶対に参加しませんよ。
    ちょっとうらやましいデス。

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