恐怖のトビバコ。

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子供の頃から、1人で本を読んだり、絵を描くのが好きな、暗い子供だった私。

苦手科目はズバリ、体育。
球技もだめなら、徒競走はクラスでビリ2。

中でも私が一番嫌いだったのは、トビバコ。

活発なクラスメイトたちが、難なく飛び越えて行く中、私はいつも居残り組…。
その屈辱感ったら、なかった。

いや、それだけではない。
奴、トビバコ自身に、私は恐怖すら感じていた。

「もっと助走にスピードつけて!」
先生はいつも私にこう叫んだ。

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でも…

走って…

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だんだんトビバコに近くなると…

奴に…

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奴に…
顔があるようで…

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その土偶のような無表情が…

こわいっ!

…失速…。

テストの時は、その恐怖に打ち勝とうと…

必死ににらみ返したけど…

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もうすぐジャンプ台というトコロまで近くなって…

私の目に飛び込んできたのは…

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垂れ下がる…

キャンバス地のケバケバ…。

こうなると私の目にうつるのは…

土偶なんて可愛いものじゃなくて…、

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落ち武者の首…。

脚は止まり、力なくトビバコにお尻を落とす…。

トビバコ、トビバコ…今だかつて1段だって飛べたことが、ない。

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「恐怖のトビバコ。」への5件のフィードバック

  1. トビバコ星人と戦ってたナオミさんか~。
    怪獣と戦うナオ太郎君は、ナオミさんの血をひいてるってことなんですね![E:sun]

  2. ギャハハ(*≧д)ノシ彡☆
    (*__)ノシバンバン♪
    ナオミさん最高!!
    おもわず久々にコメントしちゃいました(笑)
    かわいい跳び箱
    頑張って飛んで下さい(笑)

  3. 跳び箱、、、子供の頃思い出します。
    運動苦手だったのでいつも恐怖
    でした。顔に見える余裕もないくらい。

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